archive
2010.01
De Toverspiegel van M.C.Escher
エッシャーの宇宙

三点透視は万能ではなくあくまで平面に投影した図になります。アニメでカメラを回転させた時の背景はパノラマと呼ばれる円筒周面投影、人間の眼球やカメラレンズなんかは球面投影に(おそらく・・・)なります。この場合、投影された図を平面にすると直線は直線として投影されず曲線になっています。

これをイラストに応用する方法が分からずかなり前から悩んでたわけです( ;谷)で、1ヶ月前くらいに買ったエッシャーの宇宙という本。エッシャーの友人が書いた、彼の絵の解説本なんですが、ここにあっさりと答えが載ってました!素晴らしい位に論理的な解法で「おぉぅなるへそッ!」って。遠近法(パース)の解説が詳細に載ってるわけじゃないけど、長年のつっかえが取れてスッキリしました。

画家や製図工たちは同様にこの曲線式遠近法の技法にいちはやく到達していた。...エッシャーもかつて南イタリアの村の小さな僧院を描いたとき僧院の壁の水平な延長戦と中央の教会塔を曲線で描いた...その理由というのが、エッシャーにはそのようにみえたからというだけなのであった。

Bruno Ernst, 『エッシャーの宇宙』, 1976, 坂根厳夫(訳), 1983

エッシャーの絵にはこの円筒周面投影を利用した騙し絵もあって、これを直感的な構図の過程から到達したみたい。ホントすごいなぁ。非常に残念なのがエッシャーの作品に球面投影を実現したものがなく、解説もそこで断念されている事。魚眼レンズのような絵になるのかな。この解法を読んでから、暇さえあれば頭の中に球体と直線を持ってきてシミュレート中・・・。が、なかなか答えが出ない( ;谷)別の話になるけど今パースについてのレポートを書いてるので、そこでその円筒周面投影の解説なんかやってみようと思ってます。

ものすごい唐突なエントリーだぁ( ;谷)BlockquoteをCSSでデザインしたので使ってみたかった。なんとそれだけ!

page topこのページの先頭へ
Happy new year 2010
値札

あけましておめでとうございます。2010年ですね。2009年に比べると、急に未来的な数字になったような気がしますね、二進数的な意味で。そうでもないですね。

C77お疲れ様でした!既刊しかないにも関わらず多くの人に来ていただいて本当にうれしかったと同時に申し訳なかったです・・・( ;谷)既に買ってくれてた人が応援に来てくださったり、差し入れを頂いたりしてただただ頭を下げているばかりでした。次回は新刊はもちろんの事、本当にいい作品を作るべく頑張りたいと思います。既刊ってことで自力搬入だったのですが、結構な量持ち込んだので指がホントに死んでしまうかと思いました( ;谷)千円ちょいの送料なんてケチらず送れば良かったなぁ、けど宅配便って段ボールをボンボン投げられるって聞くから本が心配・・・。あと告知を、1月24日(日)のCOMIC CITY福岡22に参加いたします。頒布物はC77同様で、スペースはフ34bです。コミケの分が完売したので既刊は最後の頒布かと。委託については次回から検討してみます。次回の申込は冬より若干猶予があるんでサークルカット描かなくては・・・!

去年の記事を見ると、"絵"について精進する事が2009年の目標だったみたいだけど、個人的にはですが確かに成長した気がするかなぁ。2008年の絵とかもう今じゃ見てられません( ;谷)特に背景画は4月頃から本格的に勉強し始めて、ひたすらスピードペインティングや模写ばっかりやってたような。ようやく自分の形を見つけられた感じです。背景画と人物画との線引きをしたくはないけど、人物デッサンにも力を入れなくては。そして今年は一つの作品に対し、もっと深みのある"創作力"で挑んでいく年にしたいです。あとは遅筆、というかこれが一番問題かもね・・・!

今年もグラフィカルノイズ共々、リサリをよろしくお願いします。

page topこのページの先頭へ